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【頭金・自己資金】不動産投資はいくらから始められるのか

・不動産仲介手数料
・不動産投資ローンの事務手数料・保証料
・不動産取得税
・火災保険料
・印紙代
・登録免許税
・司法書士報酬
ただし、不動産仲介手数料は、物件の売主が不動産会社の場合は発生しません。不動産購入時の諸費用のうち不動産仲介手数料は大きな割合を占めるため、不動産会社から直接購入することは、資金の節約につながります。
不動産取得税は、不動産の取得後に発生する税金です。不動産購入時に用意する必要はありませんが、購入後に発生する費用として用意しておく必要があります。
これらの費用は、融資でまかなえることもありますが、一般的には、自分で資金を用意します。つまり、自己資金とは、頭金+初期費用のうち、自分で用意した資金を指します。
ワンルームマンション投資は頭金が少なくても始められる
一般的に不動産投資を行う際は、銀行などから不動産投資用の融資を受けることができます。年収や資産背景などの属性によっては、年収の10倍~20倍の融資が受けられます。ただし融資を受ける際は、職業や他社からの借入れ状況などによって、「頭金」が必要です。 一方、頭金をかけずに始められるのが、ワンルームマンション投資です。 1棟マンション・アパート投資では、一般的に不動産価格の2〜3割が頭金として必要とされています。しかし、ワンルームマンションは1棟物件と比べて物件価格が安いため、頭金がかからず、基本的に年収の8~15倍で融資を受けられます。 不動産投資において、融資を受けることは、レバレッジ効果を得て収益を増やすことにつながります。 レバレッジ効果とは、少ない資金で大きな収益を得ることです。自己資金が少なくても、融資を受けることで、多額の物件を購入することができ、より大きな収益を得ることが期待できます。 不動産投資の物件を購入する場合には、借入れ金額とローンの種類、金利の動向に注意します。また、用意した頭金で、どの程度のレバレッジ効果が期待できるのか考える必要があるでしょう。フルローンであれば頭金は不要
不動産投資で融資を受ける際、「フルローン」を利用すれば頭金は必要ありません。フルローンとは、物件購入費用のすべてをローンで支払うことをいいます。 頭金が必要ないので、用意する資金は「不動産取得税」「登記費用」「ローン保証料」といった初期費用だけです。そのため、より少ない自己資金で不動産投資ができるため、手元資金を使わなくとも不動産投資を開始できます。 フルローンにすると、融資金額が増え、支払い利息が多くなってしまうのでは、と不安に思う方もいるかも知れませんが、実は、金融機関はフルローン用プランを用意しているため、低金利で融資を受けることができるのです。年収500万円以上でなくても不動産投資を始められる理由

保有物件を担保にできるから
融資を受ける場合には担保が必要です。不動産投資が融資を受けやすい理由のひとつとして、購入した物件を担保にできるという点があります。融資する金融機関は、融資先が購入した不動産に抵当権をかけて担保にします。 一般的な融資の審査で年収を基準にするのは、年収が高いほうが、返済できる可能性が高くなるからです。 不動産投資の場合、購入した不動産を担保にできるため、金融機関は、債務者の返済が滞ったとしても、保有物件を回収して返済金にできます。そのため、他の融資に比べて、多くの年収がなくても融資を受けられる可能性が高いのです。保有物件から収益を確保しやすいから
不動産投資の融資が受けやすいもうひとつの理由が、保有物件から収益を確保しやすいということがあります。 不動産投資では、インカムゲインとキャピタルゲインという2つの収益の柱があります。 インカムゲインとは、家賃収入のことです。不動産を賃貸することで毎月、継続的に収入を得ることができます。 キャピタルゲインとは、売却益(売却収入)のことです。不動産投資では、のちに保有している物件を売却し、売却益(売却収入)を得ます。また、物件が値上がりすることもあるので、より多くのキャピタルゲインを得ることができる可能性があります。 インカムゲインやキャピタルゲインをいくら得られるのか、しっかりと金融機関に示すことができればフルローンも通りやすくなります。「予算が無いから心配…」少額から始められる不動産投資とは
